連日、親不知らずで困っていられる方が当クリニックを訪れます。
昨日の女性は、予約内容の治療後、プラスアルファで上顎2本親知らずを抜歯されました。
私の治療では、上顎の親知らず抜歯は通常、『数秒で終わります。』とお伝えしています。
とは言うものの、そのように治療が終わらない事もあります。
治療の成功はあくまで、解剖の学問的知識、レントゲン写真の読影、経験値、最適な器具、そして、クリニックチームワーク(アシスタント)であります。
昨日は、解剖学的要素が治療の難易度を上げました。
臼歯部の開口と下顎骨の筋突起が器具と干渉していました。それでも10分もかからず無事治療終了です。
なお、上顎親知らず抜歯は脹れる事はありませんから。