こんにちは。 今日も風が強いですね
今日はこの間ご紹介しましたスプリント関係のお話しします。
「歯ぎしり」や「噛みしめ」は、決して特異なことではありません。 誰もがしている一種の『くせ』と考えてよいでしょう。
しかし、ひどくなると時に次のような問題を起こします。
歯への障害 歯の摩耗・破折、歯がしみる、噛むと痛いなど
歯周組織への障害 歯肉炎、歯周病
顎関節への障害 顎関節症、開口障害、カックン音
全身への障害 顔面痛、頭痛、肩こり、腕のしびれ、腰痛
その他 舌痛症、むちうち症、倦怠感
これらの症状はすべてが『歯ぎしり』『噛みしめ』が原因というわけではありませんが、無用な悪いくせはなくしておく方が良いでしょう。
まずは日中の気づきから
仕事中や勉強中など、何かに夢中になっているとき、ふと気がつくとしっかり噛みしめている、あるいは舌を吸い付けていることはありませんか?
そんな時には、肩を上下させ、首から上の力を思い切り抜いて、頰の力を抜き、歯を噛み合わせないようにします。
寝ているときのコントロール
1.枕を低くしましょう
後頭の一番出っ張ったところより首の付け根近くに枕を置きます。そうすることで、口が開きやすくな噛みしめを起こしにくくします。
2.布団に入ったら何も考えないようにしましょう
布団の中は眠るだけのところと決めてください。もしどうしても考えることがあれば、一度布団から出て考えるようにしましょう。
3.眠る前のトレーニング
1・まず思い切り噛みしめる。1から2秒後にフッと顎の力を一度に全部抜く。
2・息を吸いながら思い切り大きな口を開け、ガクンと一気に脱力すると同時に息を吐く。
3・肩→胸→腹→太ももの順に、力を入れる→脱力を行う。 全身の力が抜けた状態でぐっすり眠る。