おはようございます。 今日はすがすがしい天気ですね 今週は暑くなりそうなので、熱中症など気をつけてください。
今日は14:00〜17:00まで院長が外出します。西尾先生は通常どおり診療しております。
ここ最近は食べ物(栄養)と歯の関係についてお話していきます。
陸上のほ乳動物の多くは、歯を失ったときが寿命といわれています。人間も歯を失うと食事が偏り、栄養バランスが乱れ、体に影響を及ぼします。
つまり、歯は全身の健康の原点といっても過言ではないのです。
歯の状態によって変化する食べ物と栄養の関係
人は、噛めるか噛めないかによって、自然と食べやすい食材を選び、調理法を変えています。
国の統計によれば、歯が少なくなるほど、野菜類や肉・魚介類を食べる頻度が少なくなり、逆に穀類(ごはんやパン)が多くなることが明らかになっています。
柔らかい食べ物ばかり食べるようになった結果・・・
血液中のビタミン類や、カルシウムなどの無機塩類の濃度が低くなったという報告があります。
からだの調子を整えるビタミン類は、抗酸化ビタミンとして炎症やがんの発生を抑制する働きがあるため、血液中にビタミン・ミネラルの少ない人は、
重度の歯周病にかかりやすくなります。
いったん歯を失い始めると、歯周病の進行によって次々と歯を失う悪循環に陥りやすくなります。
歯の喪失は、そのまま全身に影響を及ぼし、病気の発生や生活の質の低下を招く恐れがあります。
いくつになっても食べ物がしっかり噛めるよう、歯医者さんで定期検診をうけましょう!!