こんにちは。 今日も暑いですね 東海の方は梅雨明けしたみたいですね 関東もそろそろ?!
今日は噛むことの大切さをお話しますね。
食べ物をよく噛んで食べると、少ない量でもお腹がいっぱいになるって知っていますか?
食欲は、脳になる「満腹中枢」という器官がコントロールしています。じつはここが刺激されると、 ”お腹いっぱい” と感じるようになります。
何が満腹中枢を刺激するの?
血糖値が上がる
食事による血糖値の上昇は、でんぷんの消化吸収速度に大きく関係しています。
よく噛む=そのぶん唾液がたくさん分泌され、食べ物に含まれでんぷん糖に素早く分解されます。
脳内物質が分泌される
時間をかけてよく噛むことで、満腹中枢を刺激する脳内物質 ”ヒスタミン” や ”セロトニン”、食欲抑制ホルモン ”レプチン”が脳内に分泌されます。
体温が上がる
体温の上昇も満腹中枢に刺激を与えます。よく噛んで食事をすると消化液の分泌や消火活動が盛んになり、体温が上昇します。
暑いと食欲がなくなるのはこのためです。
食べたものが胃を刺激する!!
胃が膨らんだ刺激と、食べ物のよるある程度の重量感が満腹中枢を刺激します。しかし、あまり噛まずに量だけ食べると、満腹中枢の刺激に時間がかかり、
結果的にたくさん食べ過ぎてしまいます。
噛む習慣は、肥満治療の現場でも指導されています。
まずは、いつもと同じ量をひと口30回噛んで食べてみて下さい。満腹感が実感できると思います。
柔らかいものばかりでなく、噛みごたえのある食品を選ぶことも大切なポイントです。