こんにちは、ニシオです。
先日、このような記事を見ました。
食前に歯磨き
普通、歯磨きは食後ですよね!?
ではなぜ食前にする必要があるのでしょうか。
それは、肺炎予防です。
肺炎とは日本人の死因第3位に位置しており、2016年度人口動態統計によると
肺炎による死者は約12万人 そのうち97%以上は65歳以上で占めているといいます。
そう、誤嚥性肺炎のリスクなのです。
高齢者になりますと、嚥下反射 つまり気管に入った時のむせる力も衰えてきます。
また、噛む力も弱くなり、食べ物を細かくする機能も衰えます。
それにより、細菌が付着した食物が肺に感染を起こしてしまうのです。
歯磨きが肺炎予防になるというのはそのとおりだと思います。
また食前の歯磨きの意味としては、口腔内を刺激することによって、機能を向上させる
要は準備運動ではないでしょうか。
歯磨き粉は使う必要はありません。食事の味、おかしくなってしまいますからね。
食事の前に準備運動をすることによって、嚥下機能を向上させる 理にかなっていると思います。
特に介護が必要な方はなおのことです。
食前に歯磨き、食後に歯磨き
ぜひ、実践して見てください!
マキタ歯科クリニック 西尾 純平