ドクターブログ

大きな虫歯 痛くなる前に

こんにちは、ニシオです。

今日は寒いですね。

朝のニュースでは、北海道よりも東京が寒いとか。

今年は雨の多い夏だったり、九月入ってからの方が暑かったり、何か変な気候です。

皆様も体調には十分に気をつけましょう。

 

さて、今回は虫歯の話です。

 

虫歯の治療はどうやって行うか。

皆様もご存知の通り、削って行かなくてはなりません。

削らずに治すやり方もありますが、今回は置いて起きます。

 

基本は虫歯によって汚染された歯は除去しなくてはなりません。

ただ、かなりの大きさの場合は神経まで達してしまうこともあります。

となると、神経をとりましょうとなった方も多いとおもいます。

 

でも、神経とは専門的には「歯髄」しずい と言います。

歯の髄です。保存できるのであれば、保存するに越したことはありません。

でも、すでに虫歯からの感染が歯髄の全面に広がっていると、保存は難しくなります。

 

では、歯髄全体に感染が及ぶとどうなるか。

 

痛いです。噛めません。

 

となると、歯を残すためには歯髄を除去しなくてはならないのです。

 

でも、早い段階で処置できていれば。感染が全体に及んでいなければ、歯髄を残せる可能性があります。

可能性が1パーセントでもあるのであれば、私なら残す方を選びます。

 

体も口の中も同じです。何よりも早期発見がいかに重要かを感じます。

痛くなる前の処置が大切ですね。

 

口の中の違和感や、軽い症状(冷たい者しみるとかです)があれば、ご連絡ください。

 

 

マキタ歯科クリニック      西尾 純平

 

マキタ歯科医院